アインシュタインについて
20世紀前半に活躍した、ドイツ出身の科学者。
1905 年、26歳の時には、特許庁の審査官として勤務するかたわら「特殊相対性理論」を発表。さらに「光量子仮説(こうりょうしかせつ)」や「ブラウン運動」など、いずれもノーベル賞級と言われる革命的な理論を次々と発表した。のちに、この年は『奇跡の年』と呼ばれるようになる。
さらに、1915年から1916年にかけて、特殊相対性理論をさらに拡張した「一般相対性理論」を発表。この他にも、 量子力学の発展やレーザーの開発などにも重要な貢献をするなど幅広く活躍し、現代科学に大きな影響を与えた。
- ◆生年月日: 1879年3月14日
- ◆趣味・特技: バイオリン、ヨット、手紙を書くこと
- ◆身なり・服装: 髪はボサボサ、洋服はシワだらけ。靴下は苦手なので、履いていないことが多い。
- ◆好きな日本の食べ物: 天ぷら弁当に添えられていた、昆布の佃煮
- ◆飼っていたペット: シカゴ(犬)、タイガー(猫)、ビボ(オウム)
アインシュタインはたくさんの名言を残しています。ここではその一部をご紹介します。番組の中でも名言が出てきますので、アインシュタインの言葉を注意して聞いてみてください!
- ミスを犯したことがない人とは、何も新しいことに挑戦したことがない人のことである。
Anyone who has never made a mistake has never tried anything new. - 私は特別な才能を持っているわけではない。ただ好奇心がものすごく強いだけだ。
I have no special talent. I am only passionately curious. - 大切なのは、疑問を持ち続けることだ。好奇心はそれ自体に存在の意義がある。
The important thing is not to stop questioning. Curiosity has its own reason for existing. - 想像力は知識よりも重要である。知識には限界があるが、想像力は世界を包み込む。
Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited.
Imagination encircles the world. - 人々が恋におちるのは重力が原因ではない。
Gravitation is not responsible for people falling in love. - 学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、さらに学びたくなる。
The more I learn, the more I realize I don’t know. The more I realize I don’t know, the more I want to learn. - 「常識」とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。
Common sense is the collection of prejudices acquired by age 18. - 宇宙について最も理解しがたいのは、それが理解可能なものであるということだ。
The most incomprehensible thing about the universe is that it is comprehensible. - 私は、未来のことを考えたりなどしない。どうせすぐにやって来ることなのだから。
I never think of the future. It comes soon enough.


<<さらに詳しく知りたい方へ>>
当番組監修者の佐藤勝彦先生が監修・出演された書籍やテレビなどでも、アインシュタインや相対性理論についてさらに深く知ることができます。
◎PHP文庫 「相対性理論」を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界
◎NHK 100分de名著 アインシュタイン『相対性理論』